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花粉症にお悩みの方必見!予防・対策におすすめの食べ物

カテゴリー:食 - Food -

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが続く結果、睡眠不足でだるい、仕事に集中できない、朝のメイクがお昼前には崩れてしまう・・・。花粉症は老若男女問わず多くの人のQOL(生活の質)を下げています。
さまざま薬やサプリメントが開発されていますが、現在のところ花粉症を完全に治すことはできません。経済面を考えても、できるだけ症状を和らげることができる体質改善を目指したいですね。
そこで今回は花粉症克服を目指す方にオススメの、体質改善食材ベスト3に注目していきたいと思います。

■ ベスト3!「免疫強化成分「β-グルカン(きのこ類)」

花粉症の原因の1つに免疫力の低下が挙げられます。免疫力が低下すると、体を守る為に花粉症のアレルギー症状を引き起す「ヒスタミン」を含むあらゆる物質に対して過敏に抗体を作り出す作用が活性化されます。
免疫力の低下はストレスや疲労、乱れた食生活など自分で気を付ければなんとなかる要因もありますが、年をとる・季節の変わり目・気温の上がり下がりなど自分ではどうしようもない場合もあります。

きのこ類に含まれる「β-グルカン」は多糖類の一種で、食物繊維の中でも不溶性の食物繊維に分類されます。β-グルカンは人間の体内で、免疫機能をコントロールするマクロファージやナチュラルキラー細胞、白血球の働きを活性することにより、外から入ってきたウィルスを撃退する働きが期待できます。

■ ベスト2!「ぬめりパワーで守る「フコイダン(海藻類)」

わかめや昆布を刻むとぬめりが出てきます。これが「フコイダン」と呼ばれる成分で、海藻が自らの身を傷や乾燥から守るための役割があります。フコイダンはIgE抗体の発生を抑制し、「ヒスタミン」自体を発生させないという効果があるので、花粉症を根本から解決するのに役立ちます。
また、このぬめり成分には美容化粧品としても使用されるほどの保湿作用がある為、肌の乾燥を防ぎ、花粉症による肌荒れやヒリヒリ感の緩和にも有効です。

■ ベスト1!「闘う力は腸から!「乳酸菌・オリゴ糖(発酵食品)」

花粉症を引き起こすメカニズムの中で花粉をアレルゲンとして認識し、IgE抗体を作らせる情報を伝達する役割を持つ「T細胞」。「T細胞」は2つのタイプの細胞があります。1つ目のタイプであるTh1細胞はアレルギーが起きた時にそれを抑え込もうとする細胞ですが、2つ目のタイプであるTh2細胞はアレルギーを引き起こそうとする細胞なので、仲間でありながら全く逆の働きをします。

このTh2細胞の作用を抑えるのに有効なのが、外から侵入した病原菌と戦う腸の力なのです。
食べ物を吸収するという仕事に注目されがちな腸ですが、実は人の体の免疫細胞の半分以上が腸に集中しています。腸は栄養を吸収しながら、栄養にならないもの、つまり最近やウイルスなどを選別して外へ出すという働きもしているのです。

腸の働きをよくする為には、乳酸菌やオリゴ糖が大事です。ヨーグルトや納豆、味噌など、発酵食品に多く含まれます。それらの食材で腸の善玉菌が元気になり、勢力が拡大します。そうすると腸がしっかり働くので、Th2細胞の出る幕がなくなり花粉症も抑えられるという訳です。

どの食材も、身近でありながら意識しないとずっと摂らないまま過ごせてしまうようなものばかりですね。外食や洋食に偏ってしまいがちな方は特に注意が必要となります。ついつい手軽な薬やサプリメントに頼ってしまいがちですが、普段の食生活の中で花粉症対策食材を摂りいれることで根本的な改善に繋がっていくのですね!
花粉症食材対策は、がん予防やウィルス対策、美肌、ダイエット効果など+αの効果も期待できるので、すぐにでも取り入れていきましょう!

 
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2017年4月23日作成、2024年10月11日更新

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監修者

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山中 隆博

SDフィットネス
パーソナルトレーナー

山中 隆博

SDフィットネス パーソナルトレーナー

<資格>

  • 日本ダイエット検定1級
  • プロテインマイスター
  • フィットネスマネジメント検定2級、1級学科

<略歴>

大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。