塩分の取りすぎに注意!むくみ対策に有効な食べ物
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味付けの濃い食事やお酒を飲み過ぎた翌朝に顔がパンパンになっていたり、手をしっかり握ることができない程むくんでいることはありませんか?
これは体内に余分な水分がたまっている状態で、実際の体重以上に太ってみえるだけでなく放っておくと代謝機能を低下させ体脂肪がつきやすくなる原因にもなり得ます。むくみを解消するだけで見た目が-3kgも痩せたように見えることも!
今回は食生活の中でむくみを解消するポイントについてご紹介したいと思います。
目次
■ むくみの原因「ナトリウム」を排泄!「カリウム」
むくみの原因となるナトリウム(塩分)は細胞外液に多く含まれる一方、細胞内液に多く含まれることで細胞内外の水分量の調整を行っている成分が「カリウム」で、「カリウム」を摂取することで過剰に摂取した「ナトリウム」を排出することができます。
「カリウム」は果物や野菜、大豆、海藻など多くの食材に含まれていますが、水に溶けて損失する量が多いという難点がある為、煮物やスープなどは汁ごと飲むようにすると効率良く摂取することができます。
関連記事:ナトリウムと塩分は違うの?
■ 血流を改善して冷えを防止「ビタミンE」
むくみ改善の原因の1つとして「冷え」が挙げられます。さまざまな要因により体が冷えると代謝が低下し老廃物の排出をスムーズに働かせることができなくなります。
抗酸化ビタミンの1つとして知られる「ビタミンE」はホルモンの生成や分泌に関わると同時に血行を促進し血流を改善する作用も担っています。かぼちゃやモロヘイヤなど緑黄色野菜にも豊富に含まれていますが、脂質と一緒に摂ることで吸収率が高まる為、ナッツ類や良質なオイルと併せるとより効果的です。
■ 代謝アップ効果で巡りの良い体に「クエン酸」
細胞には「クエン酸回路」という摂りいれた栄養素をエネルギーとして変換するエネルギーの生産工場があり、このクエン酸回路が滞ると体に不調が生じ、老廃物や乳酸がたまる原因となります。
この回路を円滑に働かせる要素の1つが「クエン酸」の補給です。「クエン酸」はレモンやライム、すだちなどの柑橘類やキウイフルーツ、パイナップルなど酸味のある食材に多く含まれていますが、体内で5時間経つと排出されると言われている為、こまめに摂取することが大切です。
■ まとめ
スッキリしたフェイスラインやレッグラインは第一印象にも関わるポイントの1つとも言えます。大切なイベントの前などできるだけほっそりとして印象に近づけたい場合は極端なダイエットで体調を崩すより、むくみ対策をしっかり行うことで見た目印象をかなり改善できそうですね。継続することで代謝を上げやすい体づくりにも役立たせることができるので、まさに一石二鳥のダイエット術と言えますね。
SDフィットネス津藤方店、青森浜田店、小倉駅前店では、食生活の見直しや、ひとりひとりにあった健康維持の方法について指導を行っております。気になる方は、ぜひ一度体験予約をご相談ください。
〔2017年6月8日作成、2024年2月28日更新〕
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。