関節痛や腰痛の改善を期待することができる食べ物とは?
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運動会や地域のスポーツ大会、会社の行事など秋は体を動かす機会が多くなります。普段あまり運動していない方などに良く見受けられる光景が、久しぶりに体を動かすことによって関節や腰に痛みを訴える姿です。これは急に運動をしたからではなく、蓄積されていた疲労や加齢による軟骨のすり減りなどが原因で、運動することによって気づいたというケースが多いと言えます。今回は関節の痛みや腰の痛みに効果的な栄養素についてご紹介したいと思います。
目次
■ 軟骨の主成分「コラーゲン」
コラーゲンは肌の弾力を保つことで美容成分として有名ですが、骨と骨の接続部分に存在しクッションとなることで、骨同士のすり減りや痛みを防ぐ重要な役割も担っています。しかしながらコラーゲンの体内での生成力は加齢と共に減少し、40代ではピーク時である20代と比べて半減するとまで言われています。
コラーゲンは鶏手羽先やホルモン、魚の煮凝り、フカヒレやうなぎ、ゼラチンなどに豊富に含まれている為これらの食材をコンスタントに取り入れると共にコラーゲンの合成を助けるビタミンCも併せて摂ることで効果的に摂取することができます。
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■ 腰の疲労を緩和する「ビタミンB群」「ビタミンE」
腰は体の真ん中で体を支える中心点となる為、かなり負担やストレスがかかると言われていますので、知らず知らずのうちに痛みの原因を蓄積してしまう可能性が考えられます。
豚肉や玄米、乳製品、卵などに豊富に含まれるビタミンB1や魚介類や小魚などに豊富に含まれるビタミンB12には疲労回復作用がある為、積極的に取り入れることで疲労による腰痛を和らげることができます。また、血行不良も大きな要因の1つとなる為、高い抗酸化作用で血流を改善するビタミンEも有効です。肉類や魚介類と共に緑黄色野菜を一緒に取り入れるよう意識しましょう。
■ 円滑な神経伝達をサポート「カルシウム」「マグネシウム」
痛みを感じる過程ではアドレナリンの作用により神経が興奮状態におかれます。カルシウムはイライラや緊張、不安など神経の興奮状態を落ち着かせることで痛みの軽減に役立ちます。またマグネシウムもセロトニンという神経を落ち着かせるホルモンの合成をサポートする栄養素の為、どちらも一緒に取り入れることが理想です。
カルシウム:マグネシウム=2:1の割合での摂取が有効とされており、牛乳は比較的理想的な配合バランスで含まれています。温かい飲み物はリラックス効果も高くなりますので、ホットミルクなどで補うとさらに効果的です。
■ まとめ
痛みは直接、生活の質に関わる上に即効性が得られる日常生活での対処法が無い為、早めに意識してケアしていくことが必要となります。
運動は丈夫な骨格筋づくりやダイエット、リフレッシュなどさまざまな美容・健康効果が得られる基本となりますので、スムーズに運動ができるしなやかな体づくりを目指しましょう!
SDフィットネス津藤方店、青森浜田店、小倉駅前店では、食生活の見直しや、ひとりひとりにあった健康維持の方法について指導を行っております。気になる方は、ぜひ一度体験予約をご相談ください。
【2017年9月17日作成、2024年9月11日更新】
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。