ダイエットが続かない方必見!続かない原因と継続に役立つポイント
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ダイエットは病気の予防や改善のほかにも、太りすぎの予防やシェイプアップ、ボディメイクなどさまざまな理由で行われています。
飲食が好きな人ほどダイエットが難しい・大変という印象がありますが、たくさん食べていなくてもダイエットの方法が合っていなければ、ダイエット継続の妨げになる可能性があります。
この記事では、ダイエットが続かない場合に考えられる原因と、続かない人によくある特徴を紹介します。長く続けるためのポイントも紹介していますので、ぜひチェックしてください。
目次
ダイエットが続かないときに考えられる原因
ダイエットが続けられなくなったり、結果的に続かずに終わってしまったりするケースとしては、8つの原因が考えられます。「ストレス」や「停滞期」の問題などについて、詳しくチェックしていきましょう。
原因①食事制限や運動によるストレス
ダイエットは、痩せるために必要な2つの要素として「食事制限」と「運動」の組み合わせが基本です。2つのどちらにも偏りすぎず、バランス良く行っていくことがストレスを溜めないコツともいわれています。
しかし、人によっては、できるだけ早く痩せたいからといって断食に近いような食事制限やアスリート並みの激しい運動を行う場合もあります。過度なダイエットは体に負担をかけるだけではなく、同じペースで続けにくいため継続には不向きです。
関連記事:食事制限だけでは痩せない?ダイエットと食事制限の関係と注意点
原因②モチベーションが低下する
ダイエットは、体型の変化をチェックしながら楽しんで行うものです。体重が減ると数字として「成果」が確認できますし、筋肉がついてくるとボディバランスの変化が自覚できるようになります。
しかし、何らかの理由で自分を追い込みすぎたり、ダイエットにだけ意識を向け続けていたりすると、モチベーションが低下したときにダイエットを投げ出してしまうおそれがあります。
変化を楽しみつつ、ダイエット仲間との切磋琢磨や周囲の応援を受けるなどの「モチベーション維持」が継続のポイントになります。
原因③気持ちが挫折する
気力の低下や過度なダイエットノルマに圧迫され、ダイエット自体を投げ出してしまう失敗例も少なくありません。
1回以上ダイエットに挫折したりリバウンドをしたりといった失敗体験をもっていると、「また今回も挫折してしまうかも」と不安になりやすく、一人では続けられないと思うかもしれません。
挫折しやすいタイプ、いわゆる三日坊主の方もダイエットにくじけやすいため、計画的にトレーニングや食事制限を重ねる必要があるでしょう。
原因④短期間の結果を重視する
ダイエットは、摂取カロリーを減らしたり体脂肪を燃やしたりして、少しずつ結果が現れてくるものです。しかし、ダイエットを頑張っていても「ながら食い」や「間食」などを行ったり、運動量や基礎代謝量に見合わない食事量を摂取したりすると、思うような結果が得られません。
その場合は中長期的なダイエットが必要になりますが、いざダイエットに取り組んでみると、わずかな期間でも目に見える結果が欲しくなるものです。限られた期間のうちに結果が出ないために、「結果が出ないのでやめてしまおう」と考える方もいるようです。
原因⑤停滞期で挫折する
ダイエットが軌道に乗ってくると、ある日から突然痩せにくくなる「停滞期」と呼ばれる期間が発生します。飢餓状態が続かないように人間の体に備わっている「恒常性」機能の働きで停滞期が発生するといわれています。
停滞期は「ダイエットを始めてから1ヶ月後」のように、ある程度ダイエット期間を経てから発生するパターンと、「体重が全体の5%(60kgの方なら3kg)減る」というように、一定レベルの体重減少が引き金になるパターンに分かれます。
どちらのパターンも痩せにくく、リバウンドの可能性も高くなるために、もっとも挫折しやすいタイミングのひとつと考えられます。
原因⑥ダイエットの目標がない
「何kgでもいいから落としたい」「ちょっと痩せてきれいになりたい」というように、ダイエット自体にはっきりとした目的や目標が定まっていなければ、目標を達成するための予定が立てづらくなり、なんとなくのダイエットになるおそれがあります。
具体的な数字で「50kgを目標に痩せる」、あるいはスケジュールを設定して「半年しっかりと生活習慣を改善する」というように、はっきりとゴール地点を設定しましょう。
目指すべきポイントがはっきりしていると、自分が今どこにいるのかがわかりやすくなります。全体のスケジュールから逆算して自分の食事や運動を見直せるといったメリットも期待できるでしょう。
原因⑦ダイエット方法があっていない
選んだダイエット方法がライフスタイルや体質に適合していなければ、思うような効果が出ない可能性があります。
「運動が苦手なのに運動をたくさん取り入れたメニューを組む」「食事が好きなのに断食をしようとする」というように、心にも体にも負荷のかかるダイエット構成はおすすめできません。
ダイエットが続かないと感じたときは、計画や内容をよく見直してみましょう。無理なく続けられる方法を選べているか、食事内容や量を厳しく制限しすぎていないかをチェックし、挫折しそうになるたびに見直してみてください。
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原因⑧睡眠時間が短い
睡眠は自律神経のバランスを整え、体に溜まったストレスを取り除くために必要な行動です。睡眠なしで健康的な生活を送ることは難しく、極端に睡眠時間が短いと体は疲労を残したまま、強いストレスを負ってしまいます。
このストレスによって「どか食い」や高カロリーの間食を口にするケースも多いため、正しいダイエットのためには睡眠によってストレスを取り除く必要があるのです。
ダイエットが続かない方によくある特徴
ダイエットが続けられないと感じたときは、方法やスケジュールを見直すほかにも以下のタイプに当てはまっていないかを確認してみてください。ここからは、ダイエットが続かない方に多くみられる10の特徴について紹介します。
特徴①意思が弱い
意思の弱いタイプは、ダイエットを計画的に続けようとすると、それがプレッシャーとなり投げ出してしまうおそれがあります。
意思が弱いからといって自分を責める必要はありません。自分を責めるとかえってダイエットへの自信喪失に繋がってしまいます。考え方を変えて「無理なく続けられるダイエット」を組み立てていきましょう。
たとえばハイカロリーの食事をたくさん食べている人であれば、食事の量を減らす、またはカロリーを減らすだけでも結果に繋がります。
特徴②すぐに飽きる
すぐに飽きてしまうタイプは三日坊主などとも呼ばれます。ダイエットをしばらく続けていると興味がなくなったり面倒に感じられたりして、全体的なモチベーションが低下し、ダイエットをやめてしまう傾向にあります。
楽しみや目的が見出だせないと飽きてしまう方もいるため、「10kg痩せてMサイズの服を着る」といった達成条件や、「膝への負担を減らすために20kg痩せる」という確実な目的をもつと良いでしょう。
特徴③完璧主義者
「1日1000kcalに収める」「(体調が悪いときに)運動は1日1時間以上と決めたのだから最後まで自分を追い込む」という完璧主義を貫こうとするほど、心と体に大きな重荷となります。
万が一、何らかの理由で計画通りにいかなくなった場合、自分の中のマイルールが崩壊してさらに大きなストレスがかかってしまい、途中で中断またはやり直しになるおそれもあります。完璧主義は長続きしづらいばかりか、挫折のリスクまで引き寄せてしまうのです。
特徴④周りに流されやすい
「○○を食べて痩せた」「運動だけで結構体重が減った」といった周りからの情報だけを頼りにするのはNGです。
自分に合うダイエット計画を立てないままスタートしてしまうと、周囲の意見や反応に流されたままダイエットに集中できず、本来のダイエット効果を実感できない可能性もあります。
「10kg痩せる」と心に決めていたのに、「痩せてきたね」という周囲の意見に満足してダイエットを中断するようなケースもみられます。周りの意見は話半分に流すようにして、意志を強くもちたいところです。
特徴⑤人付き合いが多い
友人や知人、職場関係など人付き合いが多い方は外食の機会が多くなります。家に招かれて食事をふるまってもらう機会についても、ダイエットの妨げになるため注意が必要です。
食べすぎを防ぐには外食の頻度を減らすか、外食ではなく宅食に振り替える方法を選びたいところですが、どうしても付き合い方を変えられない場合は、「ダイエットをしている」と伝えましょう。
食事の際はカロリーの低いメニューを選び、小鉢・ハーフサイズを注文して食事量を減らしてみてください。
特徴⑥過去の成功体験が少ない
過去に何かをやり遂げた成功体験があると、その体験が自信となってダイエットを後押ししてくれます。しかし成功体験が少なければ、ダイエットのハードルの高さを不安に感じるかもしれません。
自力でゴールに辿りつく経験がなく、やり遂げられるか心配なときは一緒にダイエットに取り組んでくれる人や、モチベーション維持に役立つ何かを身近なところに置いておくと良いでしょう。
プロのジムトレーナーやコーチとダイエットメニューに取り組んだり、アドバイスをもらったりする方法もおすすめです。
特徴⑦情報を鵜吞みにする
特定のダイエット情報をそのまま鵜呑みにして、ダイエットに失敗するケースは非常に多くみられます。情報のチェックは重要ですし、知識のアップデートはダイエットに役立ちますが、「情報が不正確ではないか・間違っていないか」はきちんと確認したいところです。
「○○のドリンクを飲むと痩せる」「断食をすると1週間で○kg痩せられる」というように、検証が不十分であり体質や体格によって結果が異なるダイエット情報は、そのまま取り入れるべきではありません。
特徴⑧面倒事を後回しにする
ダイエットは基本的に、運動・食事を見直しながら生活リズムを整える必要があります。どのようにリズムを整えていくかは、一人ひとりの状況によって異なります。
肥満体型や肥満症の場合は一日の摂取カロリーが多い傾向にあり、人によっては基礎代謝量が低く痩せにくい(食事量を減らしても痩せにくい)可能性もあります。
まずはどんな原因で太っているのかを突き止め、食べすぎの場合は食べすぎない、運動不足なら運動量を増やす…というように改善していかなければなりません。
「面倒だから」と後回しにしていると、そのぶんゴールへの到達が遅れてしまいます。スケジュールに沿ったダイエット計画を守り、達成できなかったところはその都度見直しを行いましょう。
特徴⑨趣味がない
特に趣味がない人にとって、手軽なストレス解消方法になりやすいものが「飲食」です。毎日の食事以外に間食や晩酌といった飲食の機会が出てくると、それらが習慣化して摂取カロリーが増えてくる可能性もあるため注意が必要です。
打ち込める趣味が一つでもあると、その間は飲食を忘れられるためダイエットに役立ちます。スポーツやエクササイズはもちろん、エステやマッサージ、温泉での温浴やサウナを趣味にすれば、代謝を高く維持して痩せやすい体づくりができるでしょう。
特徴⑩体重に一喜一憂する
自分の体重が減らないときは、どうしても自分を責めてしまいます。「なんでもっと頑張れなかったんだろう」「あの時食べすぎなければ…」と、ネガティブな気持ちになるかもしれません。
しかし、人間の体には恒常性と呼ばれる調節機能が備わっているため、すぐに何kgもの体重が減るわけではありません。生活習慣や運動量の見直し、楽しく続ける工夫がなければ、なかなか減らない体重によってネガティブな気持ちになり、「ダイエットは難しいもの」という思い込みから挫折するおそれもあります。
ダイエットを長く続けるための基礎知識
ダイエットはメンタルのコントロールと生活習慣の改善が必須の要素となります。ここからは、ダイエットを長く続けるための基礎知識をチェックしていきましょう。
消費カロリーと摂取カロリーのバランスに気をつける
基礎代謝量や運動量は一人ひとりで異なるため、口にした食べ物や飲み物に含まれるカロリーの消費量も変化します。
「低カロリー」「ヘルシー」と書かれているものでも、食べる量や基礎代謝量によってはカロリーの摂取量が過多になってしまう可能性があるため、カロリーの収支バランスに注意するようにしてください。
消費カロリーは運動によって増える
カロリーの消費は、運動量に合わせて増えていきます。何もせず寝ているだけでもエネルギーとなって消費はされますが、運動時に比べると非常にゆっくりとしたスピードのため、一切運動せずにダイエット効果を得ることはできません。
普段から運動不足を実感している人ほど、体を動かし基礎代謝量を上げる工夫が必要です。階段の上り下りにエレベーターやエスカレーターを使わない・ひと駅多く歩いてみる・毎日の通勤や通学での移動・ストレッチやエクササイズ・スポーツ・散歩といったさまざまな運動を含めて、一日の消費カロリー量を増やしましょう。
体調不良やその他の理由で運動ができないときは飲食による摂取カロリーを減らしつつ、自宅や室内でもできるストレッチ運動や筋肉トレーニングを組み合わせてみてください。
筋力を増やすと基礎代謝が上がる
筋肉は何もせずにいると徐々に萎縮し、機能そのものが衰えてしまいます。年齢を重ねるほどに衰えのスピードも早まるため、地道なトレーニングによって筋肉量を増やしていきましょう。
筋力を増やすと、そのぶん消費できるカロリー量が増えるため基礎代謝量がアップします。汗をかきやすくなりますが、体に溜め込みやすい老廃物や水分を一緒に押し出してくれるので、むくみ予防にも効果が期待できます。
筋肉量はバランステストや体力チェックといった計測方法のほかに、体脂肪計に乗るだけでも確認できます。筋肉が不足していると感じたら、衰えている部分を中心にトレーニングを重ねていきましょう。
ダイエットを継続させるコツ
ダイエット継続のためには、目的意識や楽しみを見出す必要があります。いきなり難易度の高い運動や食事制限には手をつけず、少しずつ体をダイエット状態に慣らしていきましょう。
コツ①楽しめるダイエットを選ぶ
まずは苦痛ではないもの、心から楽しめるものを選びましょう。運動が苦手な方はストレッチやエクササイズ、階段の上り下りといったできるところからスタートするのも良いでしょう。
ダイエットに限らず、楽しくなければどんな物事も継続は難しいものです。モチベーションが高い状態から下がらないように維持していくことが大切なので、好きなスポーツがある方はぜひダイエット計画にそのスポーツを取り入れてみてください。
ペットの散歩で外出をする、通勤・通学で移動のために歩かなければならないというように、日常生活の中に運動が含まれている方は、その運動をダイエットに取り入れれば無理なくダイエットが継続できます。運動量は維持しつつ、摂取カロリーや食事内容の見直しを行ってみてください。
コツ②ダイエットの目標を立てる
ダイエットは体の変化が見た目にも現れてくるため、達成したい目標やゴール地点を決めておくと、少しでもゴールに近づきたいというモチベーションアップに繋がります。
ただし、すぐに到達できない高い目標を設定すると、到底そこへは辿りつけないだろうと意欲が下がってしまいます。高い目標を設定するときは、目標に至るまでのあいだにいくつかの到達地点を設定してみてください。
たとえば、LLサイズの服を着ている人がサイズダウンのためのダイエットをするときは、「Lサイズの服」「Mサイズの服」をそれぞれ用意します。痩せていくと着られる服が増えるので、それがモチベーションになりダイエットの後押しになるでしょう。
コツ③できることから始める
いかがでしたでしょうか?今回はダイエットが続かない原因について解説しました。ダイエットに成功した人のエピソードを見ると、「毎日1万歩歩き続けた」「ストレッチを1時間行った」などの過酷な内容がみられます。
過酷なダイエットほど短期間で成果が出るものですが、体を一気に絞るとリバウンドのリスクも高くなるため、無理のないところからダイエットにチャレンジしていくほうが後戻りのリスクは少なく抑えられます。
生活リズムや筋肉量など、一人ひとりの基本情報やスタートラインが異なっているにもかかわらず、成功者の過酷なダイエットのまねをするのも挫折の原因になりかねないため、自分に合うダイエット方法を組み立てるようにしましょう。
計画と内容を重視してダイエットを行う
ダイエットは、まったく計画を行わずに始めるよりも食生活や生活リズムに沿ったオーダーメイドの内容に組み立てていくことで成功に繋がります。
きちんとスケジュールを組み、中長期的なスパンでダイエットにチャレンジしていけば、新たな課題が出てきます。課題を改善するほど効率化し、自分に合った痩せ方が見えてくるでしょう。
ダイエット内容や運動・食事のバランスも重要です。一人では難しい、計画できないと感じたときはフィットネスジムなど、プロの視点からアドバイスを受ける方法もおすすめです。
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【2023年6月19日作成、2024年9月12日更新】
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。