骨粗鬆症の原因と予防方法について紹介
カテゴリー:その他
「骨粗鬆症」と聞くと高齢者がなる病気とおもって、40歳代までの若い方々は、まだまだ先の話・・・と思っていませんか?
実は、骨は若いうちに強くしておかなければなりません。
骨粗鬆症を予防する年齢、予防法をご紹介します。
目次
骨の強さは20歳代がピーク
骨は成長期から20歳代半ばまで成長します。その後、30歳代前半まではその強度を維持します。しかし、30歳代半ば以降、骨の強度は下降の一途をたどります。骨の強度の山は頂上が25歳で35歳くらいから下山し始めます。
そして麓付近に近づくと、骨粗鬆症のリスクが高くなるというイメージです。このため、骨を若いうちから強くし、山の頂上を富士山のように高くしておくことで、下降し始めても麓まで時間を要するので、骨粗鬆症のリスクを80歳代以降まで引き延ばせることになります。
女性がかかりやすい骨粗鬆症
骨粗鬆症は男性に比べ女性に多くみられます。それは女性ホルモンであるエストロゲンが影響します。エストロゲンは食事から摂取したカルシウムを骨にする働きを促します。
しかし、40歳代半ばから更年期がおとずれ、エストロゲンの分泌量が減り、カルシウムを骨にする力が弱まります。男性はもともとエストロゲンに頼らず骨を強くしているのでホルモンによる影響をあまり受けません。
下山し始めた骨の強度はエストロゲンの減少により、急降下してしまうのが女性の特徴です。
骨粗鬆症予防のための栄養
では、若いうちから骨を強くするために必要な栄養素をご紹介します。まずは、ご存知の通り骨を作る材料となるカルシウムです。そして、エストロゲンのようにカルシウムを骨にする働きを促すビタミンDです。
ビタミンDは紫外線にあたることにより体内で生成されますが、近年、美白意識が高まり、日焼け止めクリームを欠かさず塗っているという女性は、体内生成量が不足しているといわれています。
小麦色に肌を焼く必要はありませんが、1日30分程度外に出て日光に当たる必要があります。
絶対肌を焼きたくない!という方はしっかり食事からビタミンDを補給しましょう。
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骨粗鬆症予防のための生活
食事以外では、骨に刺激を与えることです。ジャンプ系のスポーツ(バレーボール、バスケットボールなど)をしている人は、骨に刺激が伝わり、骨強度が高いです。
しかし、スポーツをしなくても、歩くという動作だけでも骨に刺激が伝わり、強くなります。日に当たりながら散歩してみましょう。
まとめ
若いうちからのちょっとした心がけで骨の山の頂上は高くなり、下降し始めてもなだらかな勾配になり、骨粗鬆症のリスクは先延ばしにすることができます。
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【2017年12月10日作成、2024年4月16日更新】
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。