動脈硬化とは?原因と予防方法について紹介!
カテゴリー:その他
日本人で脳梗塞や心筋梗塞の死亡数は両方合わせると、年間10万人を超えます。
動脈硬化が原因だといわれていますが、では動脈硬化の主な原因をご存じでしょうか。
ごく簡単にいうと犯人は「酸化したLDL」です。
目次
■ LDLとは?
全身にコレステロールを供給する『運び屋』のようなものです。
そしてLDLに含まれているコレステロールは俗に悪玉と呼ばれています。
通常コレステロールは体にとって不可欠なものであり、
本来は善悪などありません。
しかしLDLが活性酸素によって酸化されてしまうと、
『酸化LDL』となってしまい問題がおきます。
カラダは酸化LDLを異物とみなす
↓
異物を除去するため、体内の掃除屋である白血球が集まってくる
↓
白血球が酸化LDLを飲み込みんで、死んでいく。
↓
その後、LDLに含まれていたコレステロールや脂肪が血管に付着し、
コブ状の塊が動脈の内側にできる。
↓
それが、何かの拍子にはがれ落ちて血管に詰まる
↓
脳梗塞や心筋梗塞になる
というわけです。
関連記事:コレステロールってそもそも何?実は体に必要な理由を解説
■ 脳梗塞や心筋梗塞を防ぐために
対策としては次の2つです。
①活性酸素対策をしてLDLを酸化させないようにすること。
②LDLに含まれているコレステロールをしっかり回収する。
そうすればコブ状の塊ができるのを防げます。
前置きが長くなりましたが、この2つに効果的な成分を含んだ
飲み物が超身近にあるんです。
それはズバリ、、、コーヒーです。
①活性酸素対策
コーヒーに含まれるポリフェノールには、
LDLを酸化させる活性酸素を消去する作用があり、
活性酸素の中でも最強・最悪といわれる
ヒドロキシラジカルもやっつけてくれることが分かっています。
②コレステロールの回収
この役割をするのが、俗に善玉と言われるHDLです。
運び屋であるLDLと逆の役割ですね。
だからHDLの値は高い方がよいのか?というとそうとはいえません。
HDLがコレステロールを回収するというのは、
『白血球が飲み込んだコレステロールを引き抜く』ということです。
この『引き抜く能力』が高くなければ、
いくらHDLが数が多くても意味がないのです。
コーヒーに含まれるポリフェノールには『引き抜く能力』を高める作用も
あることが研究で明らかになっています。
コーヒーって完璧ですね。素晴らしい!
もちろん、“食事と運動” が健康の基本 ですので、そこはお忘れなく☆
SDフィットネスでは、非常に魅力的なフィットネス環境でトレーニングの相談や、パーソナルトレーニングの利用ができます。
食生活の見直しや、自分にあった健康維持の方法について指導してもらいたい方は、ぜひ一度体験予約をご相談ください。
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参考文献
沖縄産カンショ茎葉のカフェ酸誘導体含量と抗LDL酸化作用
〔2018年6月20日作成、2024年5月14日更新〕
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。