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腸内環境が悪いと太りやすい!?

カテゴリー:痩 - Slim -

ビフィズス菌や乳酸菌などわたしたちの腸内に住んでいる菌と『短鎖脂肪酸』と呼ばれるものが、ダイエットに重要な役割を果たしています。

■ 短鎖脂肪酸とは

脂肪酸とは油脂を形成する成分の1つです。
そして脂肪酸は炭素が鎖のように繋がった構造をしているのですが、その鎖の数によって短鎖、中鎖、長鎖脂肪酸と分類されます。
腸内環境といえば食物繊維が真っ先に思い浮かびますが、食物繊維は消化酵素の影響をうけずに大腸に到達し、腸内細菌がそれらを発酵させることにより短鎖脂肪酸が生成されます。
腸内細菌が短鎖脂肪酸を作り出すということです。
では、それがいったいダイエットにどんな関係があるのでしょうか?

■ カラダのエネルギーレベルを調節

腸で短鎖脂肪酸が生成されると、『脂肪酸受容体』というセンサーが働き、それを感知します。
このセンサーが交感神経を介してカラダのエネルギーレベルを調節するのです。
どういう意味かというと、

・摂取エネルギーが増える
→積極的にエネルギー消費を高めようとする

・摂取エネルギーが少なすぎる
→カラダを省エネモードにしてエネルギー消費を抑える

ということです。
腸内細菌による短鎖脂肪酸生成の役割は、このようなエネルギー恒常性に重要な関わりを持つことが近年明らかになってきたのです。

これは2011年に京都大学の研究チームが行った実験で示されており、さらに同大学が昨年発表した実験では、脂肪細胞には栄養がいかないようにして、筋肉には栄養がいきやすいようにし、全身のエネルギー消費を高めるセンサー(脂肪酸受容体)の働きも示されました。

世界的に有名な学術論文誌『Science』の2013年9月号に掲載されたワシントン大学の実験では、腸内細菌の無いマウスを2グループに分け、

・一方には『痩せている人の腸内細菌』
・もう一方には『肥満の人の腸内細菌』

を移植させたところ、食べる量や内容は同じにも関わらず、後者のグループは体重が増加したということも報告されています。
肥満やダイエットと、腸内細菌状態の善し悪しに相関があることを示しています。

ですから、このセンサーがうまく機能していない、あるいは『壊れる』と、エネルギー調節ができず、太りやすくダイエットもうまくいきません。

■ まとめ

・腸内環境が悪いと腸内細菌の状態も悪くなる

・腸における短鎖脂肪酸の生成がうまくできない。

・『脂肪酸受容体』というセンセーも働かない

・カラダがエネルギー消費を調節できない

・太りやすい、痩せにくい体質になっていく

ということです。
便秘や肌荒れなどとは違うレベルから腸内環境の重要性を考えていかなくてはいけないと思います。

■出典:

 

2014年2月17日作成、2022年8月10日更新】

 

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