【悲報】 太れば太るほど、より太りやすくなるワケ
カテゴリー:痩 - Slim -
みなさんが気になる『体脂肪』には、“ 内臓脂肪 ” と “皮下脂肪 ” の2種類があります。
日本でもすっかり定着した“メタボリックシンドローム”の基準の1つにも内臓脂肪型肥満というのがあります。
「内臓脂肪は普通預金」「皮下脂肪は定期預金」という例えもありますが、内臓脂肪はつきやすいけど落ちやすく、簡単に増減します。
実際に痩せていくときも、まず内臓脂肪が減ってから皮下脂肪も減り始めるということが確認されています。
ですから『なんだかお腹周りがキツくなったなぁ・・・。』と感じた場合は、確実に 内臓脂肪が増えた と思ってよいでしょう。
目次
■メタボの原因
内臓脂肪型肥満に加えて、血圧や中性脂肪値、血糖値、HDLコレステロール値の問題が2つ以上あると、「メタボ」ということになり、動脈硬化のリスクが非常に高くなり、心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などの恐ろしい病気に原因になってしまいます。
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なぜそのようになってしまうのかというと、一番大きな原因は、上昇した血糖値を下げる働きのある「インスリン」というホルモンの働きが悪くなってしまうことです。
■ダイエットとインスリン
インスリンには「脂肪を合成する酵素を活性化する」作用もあります。
血糖値が急上昇するものを食べたり、長時間高くなるような食べ方をすれば、インスリンはたくさん分泌されるので、体脂肪が増加する原因になります。これはよく知られていることですね。
そしてもう1つインスリンがたくさん分泌されてしまう理由は、「インスリンの働き(効き)が悪くなる」ことです。
効きが悪いと、血糖値を下げるために量を増やしてなんとかしようとしてしまうのです。
インスリンがたくさん分泌されるということはそれだけ脂肪が合成されやすいということになります。
SDフィットネスでは、毎日の食生活の見直し指導を行っております。健康的に効率よくダイエットを成功させたい方、気になる方は、ぜひ一度体験予約をご相談ください。
■インスリンの働きが悪くなる理由
不健康な食生活で内臓脂肪が増えてしまうということは、それだけ脂肪細胞も大きくなっているということです。
脂肪細胞からは「アディポネクチン」とよばれるたんぱく質が分泌されていて、インスリンの働きを良くする素晴らしい作用があります。
しかし脂肪細胞が大きくなると、アディポネクチンは分泌される量が減っていく特徴があり、それによってインスリンの働きが悪くなってしまうのです。
○インスリンの働きが悪くなる(インスリンがたくさんでる)
↓
○その分、脂肪もたくさん合成される
↓
○内臓脂肪も増える
↓
○アディポネクチンはさらに減少
↓
○インスリンの働きが更に悪くなる
という恐ろしい負の連鎖にはまっていくのです。
太れば太るほど、より太りやすくなる!
つまり脂肪が多い人ほど、余計に太りやすいということです。
言い換えれば、
“ 太れば太るほど、余計に太りやすくなり、止まらなくなるのです!”
この負の連鎖を脱出するためには、脂肪を合成する作用のあるインスリンの働きを良く(少量でも効くように)することが重要になってくるんです。
【2014年10月25日作成、2024年8月19日更新】
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監修者

山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。