早めの対策が肝心!熱中症を予防するための栄養とおすすめの食べ物
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熱中症は、猛暑など気温が高い状態が続くことによる発汗で体内の水分や塩分が失われたり、うまく発汗できずに熱がこもる状態に陥ることを言います。その結果、めまいやほてり、筋肉のけいれんや吐き気などを催し重度の場合は意識障害をもたらすこともあります。
近年は温暖化や異常気象の影響で猛暑や湿度が高い気候が続いている為、特に注意が必要といえます。今回は熱中症対策に効果的な栄養素など日常の中で取り入れることができるポイントをご紹介したいと思います。
目次
電解質ミネラル「ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム」
「ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム」などの電解質は、体内で水分量やphのバランスを保ったり、神経伝達や筋肉の働きを正常に保つ役割を担っています。
これらのバランスが崩れることにより、神経障害や運動機能の障害が起きる為、猛暑や汗をたくさんかいた時は、効率良く補うことができる梅干しやミネラル麦茶、スポーツ飲料水などをこまめに補うことが有効です。
免疫力・代謝強化「ビタミンC」「ビタミンB群」
体内の免疫物質の生成を助ける「ビタミンC」や糖質や脂質、たんぱく質などの栄養素の代謝に関わる「ビタミンB群」は体内でたんぱく質の合成やミネラルの吸収にも関与する重要なビタミンですが、水溶性の為蓄えておくことができません。
また、水や加熱調理によって損失する為、普段から「ビタミンC」を豊富に含む野菜や果物などを生のままで取り入れたり、「ビタミンB群」を豊富に含む豚肉や玄米、卵や大豆製品、乳製品などを取り入れる習慣を身に付けておきましょう。
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水分を多く含む食材
人間の体は約60%が水分でできている為、汗をたくさんかくことで体内の水分量が低下すると体液や血液の濃度が濃くなり熱中症を引き起こす要因となります。
猛暑の中でスポーツを行う場合はこまめな水分補給が必要ですが、食事の際にも水分を多く含むトマトやキュウリ、大根、レタスなどの野菜やスイカやキウイフルーツなど果物も意識して取り入れると良いでしょう。一般的に夏に旬を迎える野菜や果物は水分を多く含み、体を冷やす作用があると言われています。
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まとめ
熱中症対策は、水分補給や日よけなどその場での対策も必要ですが、普段からの食生活で電解質ミネラルや免疫力・代謝を強化するビタミンなどを摂取することで、熱中症に強い体づくりを心掛けることも重要なポイントです。
ご年配の方やお子様はもちろん、大人も同じように注意が必要ですので、元気に夏を乗り切れるよう習慣づけていきましょう。
【2017年7月16日作成、2024年6月11日更新】
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。