寒ブリの季節!魚のあぶらの効果
カテゴリー:食 - Food -
美味しい寒ブリの季節がやってきましたね。脂がのって身がしまったこの時期に楽しみたい食材です。お肉の脂身や植物油には含まれていない、魚の脂の効果をご紹介します。
今日から魚料理をたくさん取り入れたくなること間違いなしです
目次
■ ブリに含まれる脂
ブリの切り身一切れ(80g)にはn-3系多価不飽和脂肪酸が2.68g含まれています。脂の種類は
DHA(ドコサヘキサエン酸)1360mg、EPA(エイコサペンタエン酸)752mgという質のいい脂です。
このn-3系多価不飽和脂肪酸量は30~40歳代女性の1日に摂取したい目安量は1.6gであるため、一切れで十分摂取することができます。脂質量は14.1gで1食のメイン食材としてはバランスのよい献立にしやすい量です。
脂質の量としても質としても望ましい脂がぶりに含まれています。
■ 魚の脂の健康効果
DHAやEPAの質が良いとされる理由はたくさんあげられます。
1.DHAやEPA(n-3系多価不飽和脂肪酸)は体内で作ることができない脂で食事から摂取しなければならない必須脂肪酸です。
2.DHAやEPAは血液凝固防止作用を持つ物質を作り出すため、血栓(血管がつまる)の予防につながります。
3.DHAやEPAは脳を活性化する働きがあり、認知症予防に効果があると実証されました。
4.DHAやEPAは炎症を抑えたり、疲労回復効果、持久力を発揮する効果があることがわかり、スポーツ愛好家の方にも注目されています。
5.DHAは肝臓での中性脂肪の合成を抑制する作用があります。これにより、コレステロールもコントロールされ、血中の中性脂肪、コレステロールを下げる効果があります。
6.DHAは赤血球が固くなるのを防ぐため、血液をサラサラにします。これは高血圧予防につながります。
■ まとめ
DHAやEPAはお肉の脂や食物油で摂取することはできません。魚の摂取量が減少傾向にある中、手軽に摂取できるサプリメントの種類も豊富です。
この時期の寒ブリは脂がのっています。サプリメントに頼らなくても、DHAやEPAは必要量摂取することができます。ブリだけでなくマグロ、サバ、カツオなど青魚には良質な魚の脂が含まれています。魚を食べる機会を増やし、魚の脂の健康効果を手に入れてほしいです。
【2017年12月24日作成、2024年10月21日更新】
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。