『春の七草ってどんな栄養があるの?』
カテゴリー:食 - Food -
春の七草、全部言えますか?春の七草には普段よく食べている食材から、この時期特有の食材までいろいろと含まれています。1月7日は七草がゆを食べて、七草の栄養効果に期待しましょう。
目次
■ 春の七草とは
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草
言えた方の中にも、この植物は何だろう?と疑問を持った方もいるかもしれませんね。
1つずつ見てみましょう。
〇せり(芹)
今もセリの名で親しまれています。宮城県ではセリ鍋、秋田県ではきりたんぽ鍋によく使われます。
〇なずな(薺)
ぺんぺん草の方が親しみがわきますね。かつては貴重な冬の野菜でした。
〇ごぎょう(御形)
母子草。かつては草餅に用いられた草ですが、現在では少なくなりました。
〇はこべら(繁縷)
コハコベと呼ばれます。七草がゆ以外ではあまり食べられていません。
〇ほとけのざ(仏の座)
コオニタビラコと呼ばれます。こちらも七草がゆ以外ではあまり食べられていません。
〇すずな(菘)
カブ(蕪)です。生で食べても、甘酢につけても、鍋に入れても美味しいですね。
〇すずしろ(蘿蔔)
ダイコン(大根)です。冬が旬ですが今では年中食卓にのぼる食材ですね。
すずな、すずしろは、蕪や大根のことだったのかと驚いた人も多いのではないでしょうか。
■ 春の七草の栄養効果
では、これら春の七草にはどのような栄養効果があるのでしょうか。
・解熱効果や咳止め効果が期待でき、寒い冬、風邪をひいた時にも食べたい食材です。
・年末年始の疲れた胃を健康にし、消化促進や食欲増進に有効です。
・利尿作用があるため、老廃物を体外へ排泄することができます。むくみ解消につながります。
・仕事始めの疲労回復に役立ちます。
■ まとめ
この時期ならではの効果が期待できる春の七草ですね。最近ではスーパーで七草がゆセットとして販売され、手軽に手に入れられるようになりました。
江戸時代に広まった「邪気を払う」習慣ですが、現代においても、年末年始に引き起こしてしまった不調を整えるいい風習です。お粥はもともと消化が良いので、是非、七草がゆを楽しんでみてください。
【2017年12月17日作成、2023年1月6日更新】
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