“○○だけ”ダイエットにご注意!
カテゴリー:痩 - Slim -
浮腫みの原因にはいくつかありますが、実はたんぱく質の不足は、最も見逃されがちで、最も重要な問題なのです。
目次
■ ダイエット中のタンパク質不足に注意
たんぱく質の摂取量が少ない状態が続くと、当然血液中のたんぱく質濃度も低めになっていきます。
(アルブミンやグロブリンという言葉を健康診断の結果などで見たりしたことがあるかと思いますが、それらが血中のたんぱく質です。)
人間のカラダは、血中たんぱく質濃度を維持することで正常な状態を保ちます。
しかしたんぱく質の摂取量が少ない場合は、どのようにして血液中のたんぱく質濃度を維持するのかというと・・・
なんと、『血液中の水分を外に出す』ことで濃度を維持しているんです!Σ(゚д゚) !?
よって、ほんとうは血液となっているはずの水分が、血液から追い出されて、他の組織へと入り込んいくのです。
これも浮腫みの原因の1つになります。
普段の食生活でも必要なたんぱく質を十分に摂取するのはとても難しいですが、特にダイエット中にプロテインを利用せずに食事を制限していると、知らずのうちにたんぱく質の摂取量が減りすぎてしまうことがあるので注意です!
関連記事:良質なたんぱく質って何?おすすめの食材や一日の目安量を解説!
■ “〇〇だけダイエット”はやめましょう
そして、ダイエット中に特に気を付けていただきたいことがあります。
それは『〇〇だけ食べる』です。
例えば、夜食べると太るから野菜だけとか、お昼はいつもおにぎりだけ、あるいは菓子パン、など。朝食も、パンとコーヒーだけ、などなど。
肉、魚、卵といったたんぱく質を含む食材が少ない食生活を続けていると、浮腫みだけでなく、必ずそのしわ寄せがカラダのどこかにあらわれてきます。
ダイエット中の人は、たんぱく質の摂取量を意識して多めにする必要があるのですが、食事に含まれるたんぱく質量を考えながら食べ続けるのって難しそうな気がしませんか?
カロリーは抑えたいですから、ササミや皮なし胸肉、卵白、脂身の少ない魚介類、大豆製品などを、今以上に意識して摂れるのであれば、それでも良いと思いますが正直大変です(笑)
そこで、もっとも簡単・確実なのはプロテインを利用すること。
例えば、ちょっと小腹が空いた時に飲んだり、野菜中心でたんぱく質の量が少ない食事だった時に飲んだり。
というようにまずは1日1回で良いので飲むようにするだけで、手軽にたんぱく質の摂取量を上げることができます。
もし、あなたが今ダイエット中ならば、例にあげたような夜は野菜だけとか、極端な食生活になっていないかご注意下さい。
浮腫みを防ぎ、体内の水分のめぐりが良くなれば、ダイエットもスムーズに進みやすくなります。
もしあなたがダイエット中ならば、運動をする日だけでなく、1日1回のプロテイン摂取を新しい習慣にしてみるのはいかがでしょうか?
そして、炭水化物と脂質を少しずつ控えめにしていくことが、キレイにスムーズに痩せるためのポイントです。
SDフィットネスでは、毎日の食生活の見直し指導を行っております。健康的に効率よくダイエットを成功させたい方、気になる方は、ぜひ一度体験予約をご相談ください。
【2014年5月24日作成、2024年8月19日更新】
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。