知っておきたいリバウンドのメカニズム
カテゴリー:痩 - Slim -
リバウンドとは、ダイエットで減少した体重が短期間で元に戻ること、
あるいはダイエットを行う前よりも体重が増加することです。
リバウンドは短期間での極端な減量、あるいは食事制限のみで運動を伴わないダイエットによって引き起こされることが多いですね。
では、なぜリバウンドがいけないのでしょう?
体重が元に戻ったり増えたりするから?!
そうではありません!!!
実は体重の変化が体脂肪率の上昇を伴うからリバウンドがいけないと言われているのです。
目次
◇リバウンドのお話の前に…まず、知っておきたいこと。
みなさんは「肥満」の定義を知っていますか?
肥満とは“通常よりも体重が多い状態”ではなく、『体脂肪率が基準以上である状態』のことを言います。
一般的に男性では体脂肪率が25%以上、女性では体脂肪率が30%以上の方を「肥満」というのです。
また、体脂肪率の適正値の目安は30歳未満の男性で15~20%、女性では18~24%、30歳以上ではそれぞれ3%ずつ増えた値と言われています。
さて、本題のリバウンドの仕組みですが、
■ ダイエット開始!!!
↓
■ 食事量を減らし摂取エネルギーを低下させることで、レプチン量も減少してしまう。
※レプチン・・・食事を摂ると脂肪細胞から放出されるホルモン。これにより満腹感を感じる。
↓
■ 身体はエネルギー消費を抑え、ホメオスタシス機能が働く
※ホメオスタシス・・・自分の体を一定に保とう、元に戻していこうとする機能。
↓
■ このホメオスタシスが働くことで更に食事を減らしても、運動を更に頑張っても体重が減らない、もしくは変わらない状態になる。
↓
■ ここでダイエットを止め(諦め)通常通りの食事量・内容に戻す
※実は食事量は増えるが、ホメオスタシス機能は働いており、エネルギー消費は低いまま。更に、レプチン量も低下している状態で糖質や脂質を溜めこみやすい状態。
↓
■ 体脂肪が増加(身体に脂肪を溜めこむ)する為、太る。
更に基礎代謝が低下している状態なので、実は痩せにくい体質になっていってしまう・・・。
という悪循環に陥ってしまうのです。
でも、これを知っているのと知らないのではダイエットの成功率が断然違います!!!
知ってる人だけが成功する!!!
今日からリバウンドの仕組みを知ってリバウンドのないダイエットを送ってみませんか?
関連記事:食事制限だけでは痩せない?ダイエットと食事制限の関係と注意点
ダイエットとなると専門的な知識のある方に相談しながら行ったほうが効率よくダイエットができるかもしれません。
SDフィットネス津藤方店、青森浜田店、小倉駅前店では食事サポート制度が付いてあり、短期集中型パーソナルトレーニングも利用することができるので、短期間で結果を出したい方はぜひ一度体験予約のご相談をください。
〔2013年11月30日作成、2024年5月22日更新〕
<たった2ヶ月で理想のカラダに!完全マンツーマン型のダイエットプログラム「SLIT」>
<”森のバター”と呼ばれるアボカドと栄養補給の定番 バナナの風味がするスイーツ感覚のプロテイン「GLOVY スリットプロテイン アボカド&バナナ風味」>
監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。