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貧血だと痩せにくい!?ダイエットのために貧血を改善する方法とは

カテゴリー:痩 - Slim -

「貧血」と聞くと、華奢で食の細い女性に多い症状、という印象を受ける人は多いのではないでしょうか。実は、貧血は体格に関わらず全ての人に発症する可能性があるもので、中には肥満体型の人でも貧血の症状を抱えていることがあるのです。しかも、貧血はダイエットの大敵。現在ダイエットで思うような結果が出ない、という人は貧血を改善することでダイエットの成功が近づくかもしれません。

■ 貧血がダイエットの妨げになる

そもそも貧血とは、血液の成分である「ヘモグロビン」の減少によって起こる症状で、そのほとんどがヘモグロビンの材料となる鉄の不足が原因となっています。
鉄は栄養素の中でも吸収がしにくい成分であり、日常的に意識をしなければ不足しがちな栄養素。日本人の多くが自覚のない貧血であるという説もあります。
貧血に陥ると、全身に「酸素」が行き渡りにくくなり、人を構成している一つひとつの細胞の代謝が行われにくくなってしまいます。
その結果、基礎代謝量の低下を招き、消費エネルギー量が減少していってしまうのです。基礎代謝量が減ることで運動の効果も表れにくくなりますし、食事を制限しても思うように体脂肪が減りません。どんどん食べる量を減らしてもダイエットは上手くいかず、しまいにはストレスが爆発してリバウンド・・・という結果を招きかねません。

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■ 貧血を防ぐ方法

貧血を防ぐには、まず第一に食事制限だけのダイエットはやめることです。
次に重要なのが、食事の内容です。前述の通り鉄は吸収がしにくい成分ですが、日頃から鉄を含む食事を心がけることが重要。
鉄には2つの種類があり、動物性食品に含まれている「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれている「非ヘム鉄」があります。ヘム鉄の方が2割程度吸収率が高いので、レバーや魚といった鉄を多く含む動物性の食材を食事に取り入れましょう。たんぱく質も同時に摂取でき、体作りにも効果的です。非ヘム鉄は緑黄色野菜等に多く含まれていますが、ビタミンCとの食べ合わせで吸収しやすくなります。柑橘類や酢など、副材料や調味料に工夫して調理を行うと良いですね。また、場合によってはサプリメントを活用したり、医師に相談することも大切です。

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貧血の症状があると疲労を感じやすくなり、思考がまとまらないこともあるなど、精神的な面での影響も考えられます。ダイエットは何よりも続けていくこと、そして心身ともに健康な自分を手に入れるために行うものです。ぜひ貧血予防を心がけてみてはいかがでしょうか。

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〔2017年1月22日作成、2025年2月12日更新〕

 

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監修者

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山中 隆博

SDフィットネス
パーソナルトレーナー

山中 隆博

SDフィットネス パーソナルトレーナー

<資格>

  • 日本ダイエット検定1級
  • プロテインマイスター
  • フィットネスマネジメント検定2級、1級学科

<略歴>

大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。