疲れがとれない、眠れない・・・そんなときは
カテゴリー:食 - Food -
忙しい日が続いたり、悩み事があったり・・・といったストレスで眠れなくなることがあります。これらは主に自律神経の乱れが原因とされています。
原因となるストレスの原因を取り除いたり、好きなことをしてリフレッシュすることも有効な手段ですが、ストレスや自律神経の不調を和らげる栄養素を意識して取り入れることも大切です。今回は普段の食生活の中で補うことができる食材(栄養素)についてご紹介したいと思います。
目次
ストレスによって消費される「たんぱく質」
ストレスを感じると副腎皮質ホルモンと同時にたんぱく質が消費されてしまいます。
たんぱく質は身体の元になる物質なので、人が生きるのに必ず必要な栄養のほか、頭の働きが遅くなってうつ病や神経疾患にかかりやすくなったり、スタミナが落ちたりしてしまいます。
たんぱく質は肉や魚、大豆製品、乳製品に豊富に含まれていますが、ビタミンB6と一緒に摂ることで効率良く合成される為、ビタミンB6を同時に摂ることができるカツオやマグロ、サケ、大豆製品からの摂取が有効です。
抗ストレスビタミン「ビタミンC」と「ビタミンB群」
ビタミンCやビタミンB群もストレスによって消耗されます。ビタミンCは自身が持つ抗酸化力によってストレスによって発生する活性酸素を除去する他、ストレスを感じたときに副腎脂質より分泌される「コルチゾール」という抗ストレスホルモンを作る為に重要な成分です。
さらにビタミンB群も大切で、これは正しい神経伝達を行ったり自律神経を働かせるのに必要になります。ビタミンCは野菜や果物などに多く含まれていますが、水溶性のビタミンの為、できるだけさっと洗い生で食べたり、スープにして汁ごと食べるなど効率良く摂取することがおススメです。
ビタミンB群は肉や魚、卵、大豆製品にも含まれますが、玄米や雑穀にも豊富に含まれる為主食に取り入れることで毎食無理なく補うことができます。
関連記事:ビタミンB群って何?主な効能と含まれる食材を紹介!
神経を落ち着かせる「カルシウム・マグネシウム」
この2つが足りなくなると、人はイライラしてしまいます。そういう時にこの2つを積極的に摂れば、物事が解決しなくてもそれだけで心が落ち着くので、天然の精神安定剤とも言われます。
2つは血の中に2:1の比率で含まれていますが、牛乳や小魚にはどちらの成分も入っているので摂取するのに効率の良い食品です。乳製品には「トリプトファン」というアミノ酸が含まれており、これが「メラトニン」という眠りを誘導するホルモンに変化する為、寝つきが悪い時などは温めた牛乳を1杯飲むと心身共に落ち着かせることができます。
ストレスや疲れがあるとなかなか食事や栄養素に意識を向けることが難しくなりますが、さまざまな抗ストレス・自律神経の調整に関わる栄養素がある為、これらを摂取することが緩和への効果的な手段となるのですね。
年々、眠りに何らかの悩みを抱えている人は増えていると言われていますので、普段から意識して摂取することで予防にも繋がりますね。
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【2017年6月4日作成、2024年2月18日更新】
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。